ホテルのラウンジで戸田さんが微笑む。夜景も酒の甘みも申し分ない。

戸田「俺さん、もっとしゃべってくださいよぉ。私、俺さんの話好きですよ」

俺は突然の指名に困惑することしきり。

戸田さんは、俺の職場に出入りする取引先企業の営業さん。
戸田さんと呼んでいるが、ルックスが戸田恵梨香に似ているということだ。

戸田さんは先ほどから、他愛のない話に短い矯声を上げ笑い、酒気をはらみ、
潤んだ上目で俺を見る。その左手は俺の太ももに置かれ、
彼女が笑うたびに、微妙に股間のほうへ落ち込んでは、
またもとのポジションに戻る。何の意趣か?

俺「ちょっと、戸田さん、酔ってるんじゃない?」

戸田「まだ水割り2杯だけじゃないですか」

まずバックグラウンドについて書く
俺は地方にある某市の二次救急指定の地方中核病院の職員だ。
スレタイにある営業さん(以下、戸田さん)とは、
俺の職場であるところの病院に出入りする医薬情報担当者という、
業界でいうところの25歳のMRさんだ。

 なぜ俺ごときが医薬品メーカーの営業さんから性接待を受ける恩恵にあずかったのか? 
それは俺の病院内での特異なポジションに由来する。