私は厳格な家に育ち女子高から女子大に通い、そのまま今の会社に就職したので、なんとなく親密な男つき合いもなく、気が付けば25才になっていた。 
自分で言うのもなんだが、容姿はどちらかというと良いというか、たぶん「美人」の中に入れてもらえる方だと思うので、親や親戚から時々「見合い写真」なるものも見せられるような事もあった。 
でも、そんな見ず知らずの人と結婚を前提におつきあいするなんて、自分自身では考えられる事ではなく、仕事も好きなので、いつも断っていた。 
なんとなく「仕事中毒女」のような評判になり、結局この年までズルズルとヴァージンを引きずる事になった。

同じ会社に入って来たA君は2年年下の、まだ子供っぽい気配の残る、笑顔のかわいい奴だった。 
ところが、仕事中、会議やデスクワーク中に見せる真剣な顔つきが妙に大人びていて、ドキッとさせられる事があった。

同じ部署のA君には、なにかと面倒を見てやり、すっかり姐さん気分の私だった。 
幼い雰囲気で頼り無い感じのA君は、なにかと先輩の男性社員からいじめられるような事もあり、可哀想だった。でも、ふと顔をあげた時に向かいに見える彼の真剣な顔つきは、むしろ実際の年令よりも5才くらい上に見えるような頼もしさが垣間見えた。 
実際、彼の書いた企画書は、同期の連中よりもずっとマシなものを書いている事も多く、見た目だけでいじめられている彼が本当に可哀想に思えた。 
そして、その彼のギャップがなんとなく気になるようになってしまった。

やがて、そんな彼を慰めようと、私の提案で、私の友人達と彼の同期などを集めて、仕事を離れて食事会などを開くようになった。そうやってグループで親交を深めていった。 
彼は、仕事の内容の話になると、すごく専門的な話や独創的なアイデアを披露し、その秘めた可能性をみんなに惜し気もなく示した。 
やがて、食事会の仲間達には、次第に彼の事を理解する人たちが増えていった。 
その割にはエッチな話になると、顔を赤くしてうつむいていて、ウブな一面もあるのだった。 
私は夜一人で、そんな彼の顔を思い浮かべながら、自分を慰めるようになっていた。

私は彼にならヴァージンを捧げてもいいと考えた。それもきっとチェリーの彼なら彼に気付かれずにヴァージンと決別できるかもしれない。 
実は結構若い内から好きモノだった私。女同士では結構ヤバイ事まで経験していた。

中学高校と割と県大会とかでは強かったバレー部にいた私は、身体はやわらかい方。 
女子高なので、女同士では、男性からはきっと想像できない程きわどい行為もあった。 
オナニーも早い内に覚えていて、ある程度棒状のモノも入れたりしていたし、多少の出血もあり。 
最近では通販で買ったバイブも入れてみたりして、あり、それなりに耳年増な私には、おそらく処女膜には穴があいていて、オナニーやレズ行為のやりすぎでたぶんあまり痛くないだろうという予感もあった。

ある金曜日の食事会の帰り、お酒を飲んだ彼は会社に車を置いて、私が家に送ってあげる事になった。 
(というか、安全日だった私は、決心していて、そのように画策した。) 
彼はお酒の勢いでちょっと気が大きくなっているようだった。 
話はエッチな方向になって、彼は多少の経験があるような素振りで強がっていた。 
「A君、私なんて、どう?」 
「えっ! あ、わはは。Kさんそんな冗談。」 
私は、彼の声がちょっと上ずったのを聞き逃さなかった。